至宝のヴァイオリン演奏を浴びてきた

今日は、全身全霊に響き渡り、ゆさぶられるような、素晴らしい音楽を、生で浴びてきた。

フランスの至宝、ヴァイオリニストのジェラール・プーレ氏と、
神奈川フィルメンバーによる、室内楽コンサート。


ジェラール・プーレ氏のヴァイオリン、本当に、素晴らしすぎて、美しすぎて…
全曲、わけもわからないほどに、ポロポロポロポロ、涙がこぼれてとまらなかった。

こんなに美しい音楽が、世界にあるなんて…

魂の栄養のような、珠玉の音を、生で聴けて、全身全霊で浴びられて、
ほんとうに、ほんとうに、よかった。

気品、品格、エレガンス…そういった言葉は、こういう音のためにあるんだと思った。

どこまでも、きめ細やかで、マイルドで…
美しく磨かれ、角がとれた、澄んでるけど尖ってない、まあるいまあるい響き…

そよ風みたいに、自然に、なめらかに、フレーズが始まり、
無駄な主張など一切なく、けれど、波や流れのままにダイナミックに、
彩り豊かな音の粒子が、おおらかにたゆたい、目の前を過ぎてゆく。

梢の小鳥のようにさえずり歌ったかと思えば、
大空を舞う鷹のように自由に舞い、
豊かな川の水面のように滑り流れ、
炎のように激しく燃え踊り、
深い深い夜の闇のように静けさに佇み…

自然の、色とりどりの美しさが、そのままにあらわれたような音楽だった。

その背後には、完全なバランスと調和が、音もなく存在していて…。



そしてまた、ゴムボールのように弾力性に富んだ、バネのある身体、

音楽はもちろん、お話からも垣間見える、
子供のような純粋な遊び心やユーモア…
音楽や、周りの人々や、人生や、生命への深い愛と情熱…

身体と精神と音楽が、完全に「ひとつ」になっていて、
音楽が、ほんとうに自然に呼吸をしていて、「生きて」いた。

まさに、至宝。

いまだかつて、こんなに、心のそこから、
感動と、尊敬と、賞賛と、感謝の拍手をおくったことはない。

たまたま隣の席に座ってらした、見知らぬおじさまが、奥様らしきお連れの方に、
「 僕は音楽はわからん。けど、いいものはいいなぁ。」
と、おっしゃっていたのが、こころに、じんわり沁みた。



そんなこんなで、感動しすぎ&泣きすぎて、ハートがばっかーーんとなって、どうしようもなくて、帰宅する気になれず、
しばらく、横浜臨港パークで、潮風にふかれながら、ぼーっとし、

横浜の港の風景や、


都会的で美しい夜景を楽しみ、

観覧車、コスモクロック21のイルミネーションが、
大好きな、流れ星と、虹色を映し出すのを見て、
ようやく、のらりくらりと帰宅した、本日でありました。


思い出して、今もなお、感動のため息がとまらない。はぁ…。

ここに書いた以外にも、受け取ったものが、たくさんたくさんありすぎて…
少しずつ、消化して、血肉に変えていきます。

音に、自然に、美に…導かれ、よろこびを深めながら、一歩一歩進んでいく。


今日は、間違いなく、忘れられない、運命の出逢い(一方的だけど 笑)、そして、運命の一日だったと思う。


そして、改めて、生まれ育った故郷のようなクラシック音楽の、重厚な伝統と、
「フランス」という魂のキーワードに、思いを馳せる、朝の4時です(笑)

ぐんにゃい!

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