静けさ



美しいものが好きだが、

一番美しさを感じるのは、
満ち満ちた、静けさ、沈黙…なのだ。

いつも、ここが、わたしの原点だ。

それは、いつか・どこかにあって、
探すような類のものではなく、

いま・ここにあって、
なくなることも、失うこともない。

探すのをやめた時、
すでにあったことに気づく。


§



そこに浸っていると、

自ずから、湧き上がってくるものがあり、
それ自身が、自ずから、流れ出し、カタチをなしていく。

音楽は、音は、創造は、あらゆる表現は、
すべて、この静けさ、沈黙に、内包されている。

§

わたしにとって、
あり方の基本として、一番大切なのは、
静けさにいることだ。


音の世界や、
この人生や世界、
「在る」ように観えている世界においても、

音の背後にあり、音自身が運んでいる、
静けさに。


そこから、無限の彩りをもって放たれる光を、音を、
みつめるのが、聴くのが、

そして、それを、耳に聞こえる音楽や音にして、
紡いでいくのが好きだし、

そこから立ち上がる創造性にゆだねて、
生きていくのが好きだ。

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