音の銀河

人は、「音」からできている。
人だけでなく、あらゆる「存在」が。

幾重にも重なった、音の集合体。
まるで、音の銀河のようだ。

わたしには、そう観えるし、そう聴こえるのだ。

いろんなレベルで、いろんな音を放っている。

それは、時に、
美しいばかりではない。

濁りや、ぶつかり、うねり、、、
いろんな響きがある。

が、それすらもまた、美しいと思う。

音楽には、そして、あらゆる芸術には、
そういったものを許容、包容する、
ふところの広さがある。

広くも狭くもないから、
もはや「広さ」ですらないのかもしれない。

表現とは、そもそも、ニュートラルなものなのだと思う。

そして、

その響きが、
「人生」や「生命」という名の音楽において、

どんなふうに、流れていき、
どんなふうに、変化をしていくのか、

どんなダイナミズムを生み出していくのか、

また、その響きを生んだ、源流の音は、
どんな響きなのか…

それらを聴いているのは、
なんとも興味がつきない。

永遠という時の中で、
生命は、奏で続けている。

すでに、奏で終わった音を。
いまだ、奏でられぬ音を…。

音楽が教えてくれたこと。


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