生きることと音

生きることと、

作曲することや、演奏すること、歌うこと…
音を響かせることは、

似ていると思う。

 

音は、
静寂から生まれた、存在の表現であり、創造だ。

 

 

どんな音を、どんな響きを
選び、表し、創るのか、

 

ひとつの音が、
「時間」という幻想のスペースにおいて流れ、
どんな「物語」を紡いでいくのか、

ひとつひとつの音が、様々なレベルにおいてどう表れ、
それらが、どう響き合い、(協和的に、あるいは不協和的に)
どんな和音を奏でるのか、

 

その自分が生み出した響きや音楽が、
他者(人に限らず)と響き合い、
どんなハーモニーが生まれていくのか、

自ずと影響し合う中で、また、
どんな新たな動きが生まれていくのか、

 

一瞬一瞬、
わたしは、そして、わたしの人生は、
わたしたちは、そして、世界は、
音楽のようにあらわれている。

静寂という、無限の可能性の場に。

 

 

わたしは、音楽を奏でている。
わたしは、人生を奏でている。
わたしは、世界を奏でている。

同時に、

わたしは、音楽を聴いている。
わたしは、人生を聴いている。
わたしは、世界を聴いている。

そして、

わたしは、音楽だ。
わたしは、人生だ。
わたしは、世界だ。

わたしは、すべてで、
わたしなど、どこにもない。

 

 

わたしは、わたしであり、
同時に、わたしは、世界だ。

世界は、世界であり、
同時に、世界は、わたしだ。

 

 

Scroll to top